2024年11月
ユネスコ無形文化遺産への登録へ
去る11月5日に我々にとって大きなニュースが入ってきました。ユネスコの評価機関が、日本が提案していた「伝統的酒造り」について、無形文化遺産登録にふさわしいとする勧告をまとめ、世界へ向けて発表しました。12月2日からパラグアイで開かれる政府間委員会で無形文化遺産への登録が正式に決まる予定だそうです。ありがたいという嬉しさと共に、やっとだなという安堵感。
無形文化遺産に登録されると、その文化が国際的に認知され、国際的に守り伝承していこうという流れになるそうですが、飲む方たちに応援していただきながら、実際にその「守り伝える」という役割を担うのは酒造会社の人たちになります。富士錦では、従来の伝承技法を踏襲しつつ、新しい世界へ羽ばたく人を育てていきたいと思います。
伝統的酒造りは、各酒蔵がこうじ菌や酵母を使い、日本各地の気候風土に合わせた経験に基づいて築き上げた日本の文化そのものです。酒造りの世界は、ほかの業種と同様に職人の高齢化が進んでおり、若い職人や後継者が少なくなっているので、この登録により、造る方も含めて若い方に日本のお酒に更に興味を持つきっかけになって欲しいなと思います。
第68回 生原酒量り売り
11月22(金)~24(日)(10時から16時最終日は15時まで)
昔ながらの一級酒の生原酒 新酒粕の詰め放題
純米たる酒(再販リクエスト) 【新酒】しぼりたて原酒
第55回 ユノプチマルシェ
同時23日(土)24日(日)開催(10時~14時)
「新酒出来たよ!新酒&お弁当マルシェ」 ~食欲の秋フェア~
特選のお弁当、ほっぺた落ちのスイーツ、年末へ向けたお花など